ファイナンシャルプランナーで行政書士の高杉と申します。
私は大学を卒業してから14年間学習塾で勤務してまいりました。
そんな思いで従事していました。
子供たちの成長を毎日のように感じられる仕事はやりがいがあり、保護者の方々からはいろいろと勉強させていただき、本当に充実した毎日でした。
しかし、昨今、秋田県では少子高齢社会が急速に進み、振り込め詐欺や投資詐欺などが横行し、安心できる生活がおびやかされつつあります。
秋田を活性化するには、安心して生活できる環境を作り、若者が秋田に帰ってきやすくすることが大前提です。
そのために自分が地域に貢献できることはないか、自分の経験を今以上に秋田の活性化につなげることはできないか、と考え、2014年に法律家の国家資格である行政書士とお金に関する国家資格である2級ファイナンシャル技能士を取得し、自分の思いを形にするための事務所「オフィス ハル」を開業いたしました。
例えば相続問題では「自分には財産がないから相続問題は関係ない」との話をよく伺います。
相続問題は財産が十分にある方の問題だと思っている方が多いです。
確かに十分な財産があって揉めるケースもありますが、実際に遺産分割問題の約30%は1,000万円以下の財産を争っています。
困っていることや不安なことがあってもそれを法律家に相談するなんておおげさではないか?とか、他の人から見たら自分の問題なんて些細なものではないか?と考えて相談されるのを躊躇される方も多いと思います。
私は法学部の出身ではありませんし、学習塾という法律とは関係ない仕事をしてきたので、法律についてわからない人の気持ちもわかります。だからこそ、何かあった時に気軽に相談していただけるのではないかと思っています。
どんなに小さな「困った」でも、また、漠然とした「不安」でも、心の中のわだかまりが消えて前向きに過ごせることが大切です。
何でも相談できる地域の相談窓口になっていきたいと考えています。